注文住宅を建てる時にかかる費用や注意点

注文住宅の業者はサポート体制も重視するべき

注文住宅の業者は、サポート体制も重視すべきポイントとなります。
注文住宅は、一般的な建売住宅などに比べると価格が高いイメージがありますが、確かに贅沢にすればきりがないもののそれほど高額にならずに予算内に収めることも可能です。
確認しておきたいのが、建築後のアフターフォローやサポートとなります。
地域に密着した業者であれば、何かあったらすぐに駆け付けてくれますがそうでないケースもあるので注意が必要です。
そのあたりは、ある程度は口コミやランキングなどで知ることができますし、工務店で建てるなら近所の施工例などを見せてもらったり施主に意見を聞くのもお勧めです。
何度も建てるものではないので、一度でなるべく満足できるものを建築するには注文住宅の施工実績が豊富で多くの人が満足している業者に依頼をするのがポイントとなります。
そして、施工中だけでなく施工後も定期的にチェックをしてもらえたり対応してくれる業者なら安心です。

注文住宅で納期トラブルが起きたときの対応

注文住宅は、納期までに完成して引き渡されなければいけません。
基本的に納期は守られるものという前提で施主は行動するので、もし納期トラブルが起きると住む家がなくて人も家財道具も行き場がなくなります。
もしそうなってしまったときには、注文住宅を建てた施工会社に責任をとってもらい、余計にかかった仮住まいとなるホテル代や賃貸物件の家賃、それから荷物を預けるトランクルームの代金などを計算して損害賠償を請求することになります。
その訴えが認められるかどうかは、納期トラブルが起きた理由によって変わります。
工事が遅れた責任は当然ながら施工業者にあるのですが、損害賠償の請求が認められるためには工事の遅れに正当な理由がないことがポイントです。
なぜなら、正当な理由があるときには、その事を説明すれば工期を伸ばせるという文言が契約書に盛り込まれる事が多いからです。
では、その正当な理由とはどういうものかというと、地震や台風など施工業者がどうやっても回避できないような災害だと正当な理由になります。
逆に、そういったことがないのであれば、問題なく損害賠償の請求が認められます。